2021年10月22日 

 社会医療法人 城西医療財団 城西病院にて、

小児科医長 石田修一 先生と小児地域医療とこどもホスピスプロジェクトとの連携についてのお話しと、長野県における医療的ケア児親子を取り巻く環境や現状、医療的ケア児を子育てする家族の負担を軽減するための取り組み(医療的ケア児及びその家族に対する支援)、こどもホスピスの果たす役割・重要性・期待、そして、地域の枠を越えて走れる移送サービス体制(構築)づくりと連携などについてのお話しをさせて頂きました。

 石田先生からは、特に、今一番必要とされているところは、リフト付きまたはスロープ型式自動車による『地域の枠を越えて走れる「こども専用の移送サービス」』体制づくりや、重度心身障害者の方々がりようされる機械浴槽付きの入浴施設であることをお話し頂きました。

 更に、松本市をはじめ長野県域における重症心身障害児者支援の現状と今後の課題・ご要望・取り組みやそして連携のあり方につきましてお話し頂きました。

 こどもが利用できる地域の枠を越えて走れる『こどもも安心して利用できる移送サービス』は、信州こどもホスピスプロジェクトにおいても、準備をしているところでございます(既に写真のリフト付き福祉車両を一台所有しております)ので、まずは、ここからの連携の始まりになるかと思いました。

また、「機械浴槽が可能なお風呂」は是非、我々として取り組んでいきたい課題となりました。

 石田先生の重症心身障害者支援やこどもホスピスへの熱い想いや優しいお人柄に感動致しました。

 私たち信州こどもホスピスへのご要望や課題をもお聞かせ頂きことができ、我々の課題や進むべき方向性を明るく照らして頂きました。

 お忙しい中、お時間をお取りいただき、誠にありがとうございました。

 また、嬉しく心強いことに、今後もご支援をして頂けるとのお言葉を頂戴いたしました。

 我々の重大な課題であった、小児科の先生とのご縁を持つことができたことは、信州こどもホスピスにとって大きく前進できた日となりました。

 石田先生が勤務されている城西病院は、亡き長男が発病初期に診察して頂いたことがあり、これも、長男がお空の上から取り持ってくれたご縁なのかもしれません。

改めまして、石田先生 ありがとうございました。

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